睡眠障害は4つの種類に分類されています。睡眠がうまくとれていない状況ですが原因は複数あります。ご自身がどの症状に該当するかチェックしてみてください。

睡眠障害の症状をチェックする方法10個

睡眠障害の症状を大別すると以下の4つが挙げられます。

  • 不眠症
  • 過眠症
  • 睡眠中異常障害
  • 睡眠リズム障害

症状ごとの原因とチェック方法を全部で10個見ていきましょう。

不眠症

不眠症は、眠りたいのに眠れない症状ですが、大きく分けて5つの原因が考えられます。

1つ目が心理的原因です。心配事やストレス、心が高ぶるようなことがないかチェックしましょう。

2つ目が身体的原因です。体の痒みや痛みで眠れないという症状ですが、湿疹、花粉症、胃潰瘍、気管支炎などでよく見られる不眠状態ですから、その原因を特定しましょう。

3つ目に薬理学的原因が挙げられます。飲酒、喫煙、喫茶など嗜好品に含まれるアルコール、ニコチン、カフェインには覚醒作用があります。また、降圧剤や甲状腺剤など服用している薬によっては、眠りを妨げる原因となるので医師に相談してください。

4つ目が精神医学的原因です。鬱などの精神疾患の症状が不眠という形を取って表れることがあります。

そして、5つ目に生理学的原因が考えられます。生活習慣や睡眠環境によって睡眠のリズムを整えるのが難しい場合がこれに当たります。生活習慣、ならびに寝室が睡眠に適した環境であるかチェックしてみてください。

過眠症

過眠症は、日中、突然抗えないほどの強烈な眠気を催し、いったん眠ってしまうと起きることのできない症状です。夜、十分な睡眠を取っているのに、このような症状が表れるようなら過眠症が考えられます。

睡眠中異常障害

睡眠中異常障害にはいくつかの症状があります。

1つは、大きな声での寝言や夢遊病など、身体は入眠していても精神が部分的に起きている場合に起こる異常行動です。起こす時しっかり覚醒するかなど、人にチェックしてもらいましょう。

2つ目がむずむず脚症候群です。就寝時に足を動かさずにはいられなくなって寝付けなくなります。遺伝や、鉄分、葉酸などの不足が原因と考えられます。また、むずむず脚症候群とともに症状が出やすい周期性四肢運動障害も併せて考えられます。これは、眠っているのに勝手に筋肉が動いて睡眠を妨害します。疲労やカフェインの摂取が原因であり、中高年に多く見られます。

3つ目の異常障害が睡眠時無呼吸症候群です。いびきを伴い睡眠中に呼吸が止まり、睡眠が阻害されます。肥満や生活習慣病が原因であることが多いので、チェックしてみてください。

睡眠リズム障害

最後に、睡眠リズム障害が挙げられます。日中、眠くて集中力が低下する、就寝・起床時間がずれるといった症状が見られ、体内時計の異常による障害です。

太陽光をしっかり浴びて、規則正しい生活を送れていれば起こらない症状です。生活リズムが乱れていないか見直してみましょう。

睡眠障害を治療するには

人間は1日の3分の1を睡眠にあてています。その睡眠が上手に取れていない、睡眠の質が悪い場合には「治療」という方法が1つ挙げられます。

具体的には睡眠外来を受診するという事です。最寄りの病院で睡眠外来や精神科、神経科などで睡眠障害の治療が得意な病院がないか探してみることです。ただし昨今、睡眠がうまくとれない日本人が非常に多く、子供からお年寄りまで幅広い患者がいます。

実際、予約すら取るのが難しく1か月待ちの状況もありますので、治療するにしても長期化する場合があります。それぐらいを覚悟して予約して病院に行ってみましょう。

生活習慣のアドバイス、投薬、場合によっては入院治療などの措置が取られます。